相変わらず 2006 2 2
相変わらず、見せ板が多いかもしれません。
昨日(2月1日)、知人が、ある銘柄の板情報を見ていたら、
このようなことが、あったそうです。
下の図を見てください。
365000円に、突然、大きな「売り板」が出現し、
知人は、「これは、さらに下げるだろう」と思っていたら、
その後、下げることなく、スルスルと上昇してしまった。
「大きな売り板に対して、大口の買いが入ったのか」と思い、
歩み値情報を見てみると、「大口の買い」など、どこにもなく、
「小口の買い」しかなかった。
その「小口の買い」を合計しても、大した数ではなかった。
つまり、突然、出現した「大きな売り板」は、「見せ板」だった可能性があります。
もちろん、断定することはできません、あくまでも推定です。
今や、ネット証券で、誰でも、歩み値情報を見ることができるのです。
要するに、板情報は、衆人環視の中にあるのです。
にもかかわらず、堂々と、違法行為が行われているのは、誠に残念です。
(注)
株価は、変更してありますので、実際の板情報とは異なります。
また、わかりやすいように、便宜的に、ジャスダックの板情報を使いました。